大川村総合防災訓練(平成30年6月21日)木曜日
- 2018/06/22 17:35
先日大阪の茨市を震源とした震度6弱の地震が発生致しました。建物被害がが大阪府15市で約2400棟近く、被害がおよんでいるとニュースで拝見いたしました。
被災された方に 心より おみまい申し上げます。
偶然ではございますが、震災後の昨日、弊社の本社がある大川村にて大規模な防災訓練がおこなわれました。
山中建設は毎年大川村の防災訓練に参加しているのですが、このような大規模な防災訓練は初めての事だそうです。
参加者
大川村の村会議員ほぼ全員
自衛隊
警察官
消防隊
消防団(2分団)
大川村(保育園・小学生・中学生・各教員)
大川村(主婦の会)
大川村建設業者2社
①場所:大川村小・中学校と村内全域(ダム湖面等)
午前9時から開始で、開会式後直ぐもの凄いサイレンがなり出し、南海トラフ地震を想定した緊急地震速報訓練から開始されました。
あまりのサイレンに訓練と分かっていても恐怖を感じました。
②地震がおさまった後と想定し、大川村の幼稚園児や小学生、中学生が、災害対策本部に集まり、消火訓練をいたしました。
③災害対策本部を立ち上げ、情報収集訓練を致しました。(消防団の収集と各防災機関との連絡訓練)
①その後、四国山地砂防事務所様が用意した、土石流3D体感シアターに、参加者が順番に入り、土石流体験をいたしました。日頃から山中で仕事をしている従業員も、怖いと思った3Dシアターでした。
②もう1つが、日本一の雨の雨量180mmを体験するシアターも、順番に体験させていただきました。驚く事ばかりの体験でした。
③一番初めのオレンジのテント画像は、室内を煙で充満させて煙体験テントです。
①訓練開始直後に、もう一つ緊急サイレンが鳴り、一部の自衛隊と、消防団がダムで溺れている連絡が入り、先に飛び出た1部の団の方が、ダム湖で訓練を行ってました。自衛隊のボートと消防団のボートと、鬼気迫る景観でした。
①この度、大川村の建設業に、強く手伝ってもらいたい事は、土のうの製作と運搬でした。大川村の建設業2社とも3名ずつ参加し、今回初めて参加した私も、土のう作りに参加しました。凄いスピードで全員が作ったのですが、それでも、実際災害が起こったら間に合わんと言う厳しい評価でした。
私は初めて作ったので、土のうの砂の分量から結び方など決まっていて、掛け声の飛び交う訓練でした。
①その後、大川村の婦人会の方と消防団の女性の方が、ガスが使用出来ないのを想定して、枯れ木で炊いた米のおにぎりと、非常食を、お昼の食べました。非常食はしっかり味も付いており、美味しかったです。御馳走様でした。
①午後からの訓練は、あらかじめ、用意してたと思われる、土砂崩れ個所や、家屋倒壊した建物2棟と、多種多様ながれきから、何処に人が埋まっているか?どうやって救助するか?また、救助後の、人命救助の仕方を訓練しましたが、なかなか埋まっている方を見つけられなかったです。人工的土砂崩れのある、箇所をスコップで掘ると、服を着想した丸太が出てきてゾッとしました。笑い声など全く出ない、鬼気迫る訓練でした。
①それぞれの、ご職業の方のそれぞれの探し方があり、なるほどすごいなぁーと感心致しました。
お疲れさまでした。
約6時間半ほどの長期訓練でしたが、とても緊張感のある1日でした。もっと危機感をもって日頃から過ごしていかなくてはならないと実感致しました。
参加させて頂きありがとうございました。